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沖縄の王道スポットをめぐる旅

日本の中でも、特徴的な生活文化や建物が数多くあり、歴史についても知ることのできる沖縄県。
こちらでは、沖縄を知るためにおすすめのスポットを3つご紹介します。

■ 糸満市のひめゆりの塔

沖縄戦の悲惨さを象徴し、沖縄陸軍病院第三外科が置かれた豪の跡に立つ慰霊碑になります。女学校の生徒「ひめゆり部隊」が、最後に看護活動を行っていた場所であり、多くのひめゆり部隊や兵士が命を落とした場所です。今からでは想像できない歴史を知る、知っておかなければいけない貴重な地として、修学旅行生をはじめ様々な人々が訪れています。

ひめゆりの塔は、小説や映画にもなっており当時の沖縄戦のことを詳しく知るきっかけになった方も多いのではないでしょうか。
隣接しているひめゆり平和祈念資料館と合わせて、一度訪れてみませんか。また、他にも「白梅の塔」など学徒の慰霊碑はいくつかあります。

■ 那覇市首里の首里城

琉球王国時代、王の居城として使用されていた王城です。沖縄県内で最大級の木造建築になります。第二次世界大戦の折、戦火で消失したものの1992年に修復されました。青い空を背景に、目を引く鮮やかな朱色、独特の石組み技術、曲線を描く城壁に取り囲まれたその姿は、随所に中国や日本の建築文化の影響を受けているとされます。世界遺産としても登録されていますが、今現在公開されているのは首里城のほんの一部であり、現在も復元作業が行われています。本州の城とは違う趣と、歴史の流れを感じられるおすすめスポットです。

■ 名護市の美ら海水族館

美ら海水族館は、世界最大級の大水槽「黒潮の海」が大人気であり、日本だけでなく海外からの観光客にも人気があります。
美ら海水族館は、3階に入り口があり、1階に出口があるという建物のつくりをしています。これは、沖縄の海の中を浅瀬から深海へと潜っていくというイメージであり、神秘的な沖縄の海を体感できるようにと設計されているのです。那覇空港からは、車で2時間ほどになります。
レンタカーで向かう他にも、高速バスや路線バスを使う方法もあります。大迫力のジンベエザメと、美しい小魚たちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。